石井の師匠を紹介します
私(石井)のフルートの師であるジャン=クロード・ジェラールが来る9月30日(金)午後7:00より、小田急線・新百合ケ丘駅近くにある昭和音楽大学内ユリホールにてリサイタルを開きます。
私は、日本の音楽大学を出て2年してから、ドイツに音楽の勉強に行きました。行くときは、特に決まった先生に就こうということではなく、ドイツで音楽を経験したいと思い日本を旅立ちました。ですから、最初は語学勉強のためのビザでドイツに入りました。
そこで、色々な先生をご紹介いただき、その中の一人の先生がジェラール先生でした。
その頃ジェラール先生は、ハンブルグの国立歌劇場の首席フルート奏者で、ハンブルグ国立音楽大学の教授もされていました。
彼の演奏を最初に聴いた時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。彼は、フランス人でガストン・クリューネル氏の元で研鑽を積まれたフルーティストです。
国立歌劇場時代は楽団所有のフルートを使用されていました。それは、ヨハネス・ハンミッヒというドイツの名門フルート工房の楽器です。
ジェラール先生は、マルセル・モイーズが大好きでモイーズ氏に習いにパリに行かれたのですが、もう既にモイーズ氏はパリ音楽院では教えていなかったためクリューネル氏に習ったと仰っていたほど、フレンチスクールの香り漂うフルートを吹かれるのですが、楽器がドイツの楽器のため、独特の緊張感のある表現豊かな演奏をされていました。その美しさは例えようがありません。
ということを書いていると止まらなくなってしまいます。ドイツの話などはまた後日お話しするとして、私の師であるジェラール先生がリサイタルを開きます。
ジェラール先生はもう10年以上前から昭和音楽大学に客員教授として招かれ、多くの優秀な生徒を輩出していらっしゃいます。
大学の客員教授で大学の主催でリサイタルを開くため、一般¥2800 学生¥1000という料金で聞くことができます。
美しいフルートの音色に接したい方は是非お聞きいただければ、その素晴らしさに感動されると思います。絶対にお聞きにならないと損ですよ!!
ご興味のある方は、昭和音楽大学チケットセンター(Tel:044-953-9899)にお問い合わせください。
また、演奏会をお聞きになって、どうしたらこんな演奏ができるのだろうと思われた方は、是非、フルート教室ファルベにお問い合わせください。
丁寧にご指導いたします!!