「よみがえる古き佳き響きの世界」
〜100年前のフルートとベヒシュタインピアノ モーツァルトのクラヴィコードとともに〜
9月21日(土)15:00から原宿のカーサ・モーツァルトにて、チラシの通りの演奏会を開きます。
100年前のフルート、と書いてあると古楽器で演奏するのかな?何て思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちが普段使っているフルートです。
その演奏会の中に、モーツァルトが使っていたクラヴィコードのレプリカ(ウィーンで製作された)も登場します。そして、原調のままでフルートと共演いたします。
石井の楽器はA=445Hrz,クラヴコードはA=430Hrz、どうやって原調のままで演奏するかもお楽しみです!
石井も素来も、音楽で大切なのは響きの変化と考えております。石井は、マルセル・モイーズがある講習会で言った言葉で「君たちが私の言っていることを時々理解できないのはよくわかっている。君たちは音楽を強弱で考えている。私はニュアンスで考えている。強弱なんてクソ食らえなんだ!!」という言葉を大切に考えています。fやpも表情記号として考えます。なんでここでpを書きたかったのかを考えます。その表情を変化させるのにとても重要なのが響きの変化だと思います。
どうぞ、沢山の音色の変化をお楽しみください。ピアノとの共演、50名のキャパシティーの演奏空間による響きや音色の変化をお楽しみいただければ幸いです。
素敵な空間をお楽しみください。楽器同士の音の絡み合いをお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。